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「~東方二次創作小説~」
東方短篇録

鈴仙と永琳と輝夜が月に居たときの話 《後編》

 ←鈴仙と永琳と輝夜が月に居たときの話 《前編》 →諭吉が十人いれば、例大祭で満足できる!!
 なんというか、タイトルと噛み合わない内容はどうなんだろうか・・・今更なんだけど==;

今回、鈴仙登場。「出番少なくね?」ってのは重々承知・・・というか全体的に短いからほとんどのキャラの出番が・・・オリキャラが一番出番多いってどういうことなの・・・。

なお、会話回。

ちなみに“戦争”というのは恐らく紫が妖怪引き連れて行った第一次月面戦争なのだろう、と考えています。

補足不足な作品だと思いますが・・・足りないところはぜひ、想像を当てはめて補ってください(無茶ぶり)
前半シリアスでしたが、最後は・・・。

それでは本編へどうぞ↓





 あの日から長い長い月日が流れた。
俺は重罪人として逮捕され、その時間を過ごした。

「初めましてですね。×××さん」

網上に張り巡らされた光の格子を挟み、目の前にはウサミミに長髪、ブレザーにミニスカートの玉兎が突如として現れる。

「・・・」

薄暗く、とても月の都とは思えない場所・・・罪を犯した多くの者は地上へ追放されるが、彼のように極稀に牢へ閉じ込められ、幽閉される者もいる。俺のように。

「(それにしても随分とやつれていますね・・・)」

生傷が目立ち、眼球を失った右眼は薄汚れた包帯でグルグル巻きにしている。

「ロクに何も食わされず、ついこないだまで“質問”という名の拷問攻めだった」

「・・・人の考えが分かるんですか?」

「立場が逆だったらそう考えてるかもしれない、と予測しただけさ。
で、わざわざこんなところまで何をしにきたんだ?
俺の記憶が正しければ、面談に来るような知り合いもいなかったと思うし、そもそもここにいる奴らに面談なんて許されるていないはずだが・・・」

「忍び込みました・・・あなたに会うために。
単刀直入に言いますが、手を貸してほしいんです!」

悲願するように彼女は頼みこむ。
両手を膝に、頭を深く下げてきた。

「・・・そんなことを言われても俺はこの檻の中。
この光の格子から出ようとすれば、一応は出れる代わりに俺はサイコロステーキに早変わり、だ」

「存じ上げています。ですから、ここからあなたを五体満足で脱獄させるので、私の頼みを聞いてほしいんです」

「君が・・・か?
面白いな、もしも無事にここから出してくれたら何でも聞いてやるよ」

「では・・・私がいいというまで眼を閉じていてください」

藁にもすがる思いで片眼を閉じてみた。何とも言えない感覚だ・・・例えるなら水面に石を落して波立つ波紋のような・・・。

「んっ、もういいですよ」

信じられない事に眼を開ければ、光の格子が消えていた。
今まで上の連中からの尋問時以外で決して開けたことのないものが、だ。

「何者だ、きみは・・・?
どうやってこの格子を?」

「ちょっと波を狂わせてやれば、私にとってこんなものを消すのは朝飯前です。
・・・まだ自己紹介がまだでしたね。私は鈴仙と言います」

「その様子なら知ってると思うが、×××だ。とりあえず礼を言うよ、鈴仙。
早速聞くが、きみの頼みというのは?」

「私はここから、この月から逃げ出して地上に行きたいんです。
そのための道案内役をお願いしたいんですが・・・」

聞けば彼女はもう道具扱いされる玉兎の立場に嫌気が刺したらしい。
そして、何やら今はドンパチやりそうな情勢で、あわよくば戦争が起こる前に逃げ出したいとのことだ。

「・・・なぜ自分を?」

「地上へ行った事があり、月に従順でなく、且つ私が接触できそうな人物はあなたしかいなかったので・・・」

「そうかい。で、地上へ行ってからはどうする気だ」

「どこか落ちつける場所を探そうかと・・・」

「それなら地上で待たせている人が居る。きみさえよければ、一緒に匿ってくれるよう頼んでみるが?」

「本当ですか!?」

「きっと了承してくれるはずだ。何たって俺がこの世で一番・・・いや、何でもない」

「?」

随分待たせてしまったが輝夜との約束は果たせそうだった。
輝夜と永琳が今、地上のどこにいるかも分からないが・・・必ず会えるだろう。そんな気がしてならない。

二人が自分を見たらどんな顔をするだろうか?きっと驚くだろう。

約束に遅れ、輝夜に無理難題を押し付けられるのはしばし先の話・・・。
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~ Comment ~

NoTitle 

おおおお!ありがとうございます!
本当に山猫A.K.さんは素晴らしいですねぃ!(∩´∀`)∩
前編の戦闘シーンの所なんかもう頭の中に浮かんできてww
いやはや・・・素晴らしい、この一言しか出ないですな!

NoTitle 

やはり読みやすくてスラスラ読めましたわ(・ω・`)
面白いですわぁ、自分とは違う幻想郷というのもあってw

ほんと、この幻想郷でオリキャラと輝夜をで見たら妹紅がどんだけキレるかと思うと...胸熱(´∀`§

NoTitle 

素晴しいの一言しかない・・・・
感動して涙が出そうだ・・・・

ろーぜんさんへ 

ろーぜんさん、ありがとうございます。

今作の目玉ですからねぇ、前編の戦闘シーンはw
逆にいえばそこくらいしか見所が

読みやすく、それでいて読者が読者なりの考えで作中のシーンを捉えられるように書いたつもりなのですが・・・良かったですかね?==;

湿布さんへ 

短編ものですから読みやすく仕上げました。その分、スカスカになっちゃった感があるのですが・・・。

自分の書く幻想郷はあくまでパラレルワールドで・・・好き勝手に書いてるだけですw

なるほど、妹紅の嫉妬・・・もしも書く機会があれば、妹紅×オリキャラ男のラブラブなのも書こうかなwww

西郷さんへ 

いえいえ、自分なんてヒヨコです。他の二次創作小説を書いてる方と比べれば自分なんてw

NoTitle 

ども、ゆるりです!

山猫さんのオリキャラだ!これで勝つる!

読みやすい作りですね~
ホントに羨ましい・・・

自分は自分の書きたい物を書いてる感じなんで、
山猫さんの想像の余地があるつくりが好きだな~

ゆるりさんへ 

そう言ってもらえると嬉しいですw

やっぱり、想像の余地がある方が読む側も面白いかなと・・・まあ、短編小説だから細かい描写を書けなかったってのもあるんですけどね^^;

ゆるりさんの小説も楽しみにしてます!
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